更新日:2018年3月18日
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失業保険をもらおう
失業保険の金額をいますぐ計算!あなたの基本手当はいくら?
あなたの失業保険はいくらになるのか?このページではカンタンな入力だけで失業保険の基本手当日額、所定給付日数を自動計算します。また計算方法についても詳しく解説します。
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あなたの失業保険を自動計算!平成29年4月1日改正版
まずは以下の失業保険計算フォームで、あなたがもらえる失業保険の基本手当日額と所定給付日数をチェックしましょう。
基本手当日額は、退職時の年齢と、6ヶ月間の給与総額で決まる
基本手当日額は、1日当たりにもらえる失業保険金のことで、退職時の年齢と、現役時の直近6ヶ月の給与総額をもとに計算します。現役時の給料と比較しておよそ45%~80%の間で算出されます。ただし上限があるので、給料が高かった人は45%を下回る日額になることもあります。
基本手当日額については、以下リンク先で詳しく解説しています。
所定給付日数は、退職理由と年齢、雇用保険の加入期間で決まる
所定給付日数は、基本手当日額を受けることのできる日数のことで、退職理由と年齢、雇用保険の加入期間から計算します。少ない人で90日、多い人で330日(就職困難者は360日)となります。
所定給付日数については、以下リンク先で詳しく解説しています。
自己都合退職の人は失業保険がもらえるまで3ヶ月待たなくてはならない!?
自己都合退職した人には、失業保険が支給されまでに3ヶ月間の給付制限が設けられます。その理由は「失業保険に頼った生活を送るのではなく、率先して再就職活動を行うため」という趣旨によるものです。
一方の会社都合退職の場合は給付制限が設けられません。これは「意思に反した離職の為、準備が整わない状態で無収入になったと想定されるため社会的な支援が必要」とされているからです。
ただし給付制限がなかったとしても、ハローワークから紹介された仕事を理由なく断ったりすると、1ヶ月~3ヶ月の給付制限を与えられることがありますので注意してください。
まとめ
計算結果はいかがだったでしょうか? 失業保険は無職(無収入)の状態である人を社会的にサポートして、再就職活動に専念してもらための制度です。失業保険を受給するためにはハローワークでの手続きの後、受給説明会に参加したり、毎月失業認定日に報告書を提出したりしなくてはなりませんが、再就職活動を円滑に進めるためにも、生活資金を補助してくれる失業保険はなくてはならないものです。
これから失業保険の手続きに向かう人はしっかりとこの制度を活用し、再就職を成功させましょう。
このサイトは現役で労務管理業務に従事する管理人の知識や経験、さらに社会保険労務士やハローワークOBなどの専門的意見を取り入れながら執筆しております。より専門性の高い記事をご提供できるよう内容には細心の注意を払っていますが、万一記事内容に相違がある場合はこちらからお問合せください。
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