失業保険の金額をいますぐ計算!あなたの基本手当はいくら?

あなたの失業保険はいくらになるのか?このページではカンタンな入力だけで失業保険の基本手当日額、所定給付日数を自動計算します。また計算方法についても詳しく解説します。

あなたの失業保険を自動計算!平成29年4月1日改正版

まずは以下の失業保険計算フォームで、あなたがもらえる失業保険の基本手当日額と所定給付日数をチェックしましょう。

退職したときの年齢

6ヶ月間の給与

 円

(半角数字)

退職日以前の6ヶ月間の給与総額を入力してください。給与総額には交通費、残業手当、家族手当、住宅手当などを含めますがボーナスは含めません。また、直近6ヶ月間に勤務日数が11日未満の月がある場合は、その月は計算に入れず、更にさかのぼって(最大2年間まで)勤務日数が11日以上ある月だけで計算してください。

在籍期間

在籍期間は雇用保険の加入期間のことです。過去2年間に複数の会社で雇用保険に加入していれば通算した期間を選択してください(但しその間に失業保険を受けていないことが条件となります)。

退職した理由

特定受給資格者」または「特定理由離職者」に該当する場合は「会社都合」を選択して下さい。

基本手当日額
所定給付日数
手当総額(※1)
給付制限(※2)

(※1)手当総額とは、基本手当日額×所定給付日数のことで、あなたが貰える失業保険の上限額を意味しています。所定給付日数をすべて消化すると上限額に達します。なお失業保険受給中に再就職が決まった場合は、所定給付日数が残っていても、その時点で失業保険は打ち切りになります。

(※2)給付制限とは、退職理由によって課される「失業保険を受給できるまでの待機期間」のことです。自己都合退職の場合は、ハローワークでの受給説明会を受けたあと3ヶ月間が給付制限の期間となります。一方、会社都合退職の場合は給付制限は免除されます。給付制限については後ほど詳しく解説します。




基本手当日額は、退職時の年齢と、6ヶ月間の給与総額で決まる

基本手当日額は、1日当たりにもらえる失業保険金のことで、退職時の年齢と、現役時の直近6ヶ月の給与総額をもとに計算します。現役時の給料と比較しておよそ45%~80%の間で算出されます。ただし上限があるので、給料が高かった人は45%を下回る日額になることもあります。

基本手当日額については、以下リンク先で詳しく解説しています。



所定給付日数は、退職理由と年齢、雇用保険の加入期間で決まる

所定給付日数は、基本手当日額を受けることのできる日数のことで、退職理由と年齢、雇用保険の加入期間から計算します。少ない人で90日、多い人で330日(就職困難者は360日)となります。

所定給付日数については、以下リンク先で詳しく解説しています。



自己都合退職の人は失業保険がもらえるまで3ヶ月待たなくてはならない!?

自己都合退職した人には、失業保険が支給されまでに3ヶ月間の給付制限が設けられます。その理由は「失業保険に頼った生活を送るのではなく、率先して再就職活動を行うため」という趣旨によるものです。

一方の会社都合退職の場合は給付制限が設けられません。これは「意思に反した離職の為、準備が整わない状態で無収入になったと想定されるため社会的な支援が必要」とされているからです。

ただし給付制限がなかったとしても、ハローワークから紹介された仕事を理由なく断ったりすると、1ヶ月~3ヶ月の給付制限を与えられることがありますので注意してください。



まとめ

計算結果はいかがだったでしょうか? 失業保険は無職(無収入)の状態である人を社会的にサポートして、再就職活動に専念してもらための制度です。失業保険を受給するためにはハローワークでの手続きの後、受給説明会に参加したり、毎月失業認定日に報告書を提出したりしなくてはなりませんが、再就職活動を円滑に進めるためにも、生活資金を補助してくれる失業保険はなくてはならないものです。

これから失業保険の手続きに向かう人はしっかりとこの制度を活用し、再就職を成功させましょう。

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